第８節：ドゥッカ（苦しみの経験）の後に残るもの（潜在的印象）があり、それがドヴェーシャ（嫌悪）となる。...

第７節：スカ（快楽）の後に残るもの（潜在印象）があり、それがラーガ（執着）となる。...

第６節：アスミタ（我執）は、「ドゥリグ（見る者、観照者）」と「ダルシャナ（見る働き、認識の作用）」を一体視してしまうことである。...

第５節：永遠ではないもの、不純なもの、苦しみ、自己の本質でないもの。永遠なるもの、純粋なもの、安楽、自己の本質。それらについて、誤って認識しているのがアヴィディヤ（無知）である。...

第４節： アヴィディヤ（無知）は、他のクレーシャ（苦悩や煩悩）のもととなる。眠りに落ちているかのようにもろく弱く、高貴なものとの繋がりが断たれている状態である。...

第３節： アヴィディヤ（無知）、アスミタ（我執）、ラーガ（執着）、ドヴェーシャ（嫌悪）、アビニヴェーシャ（生命への固執）が、クレーシャ（苦悩や煩悩）の源である。...

第２節：その目的は、サマーディの状態に至るとともに、クレーシャ（苦悩や煩悩）を弱めていくことである。...

第１節：タパス（肉体を浄化して整えること）、スヴァーディヤーヤ （知的な理解を深めること）、イーシュワラ プラニダーナ（神に委ねること）。それらの実践によりヨガを成し遂げることができる。...

ヨガの道しるべの内容を元に動画を作成してみました。どうぞご覧ください。 https://youtu.be/jsXv5qAT0n0 （日本語訳）　 第１話：ヨガが何を目指しているのか？ ●何のためにヨガをしていますか？ 多くの人が健康や美容を目的にヨガをしています。ヨガをしていると、柔軟で動きやすく、適度に筋力がある健康...

今回からヨーガスートラの第二章です。 第二章は「サーダナパーダ」と言います。サーダナ (साधन, Sādhana)は、「修行」や「実践」を意味し、特定の目標を達成するための精神的または霊的な訓練を指します。パーダ (पाद, Pāda)は、「章」や「部分」を意味します。つまり「サーダナパーダ」というタイトルは、サンス...