ヨーガスートラの原文はインド古語(サンスクリット語)で、その訳文もいろいろあります。ここでは、下記の4冊の訳文を参考にしながら、読み解いていきます。 参考書籍(番号①~④が書籍と訳文の対応を示します) ①やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ(向井田みお著) ②解説ヨーガ・スートラ(佐保田鶴治著) ③インテグラル・ヨ...
ヨーガスートラの原文はインド古語(サンスクリット語)で、その訳文もいろいろあります。ここでは、下記の4冊の訳文を参考にしながら、読み解いていきます。 参考書籍(番号①~④が書籍と訳文の対応を示します) ①やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ(向井田みお著) ②解説ヨーガ・スートラ(佐保田鶴治著) ③インテグラル・ヨ...
ヨーガスートラの原文はインド古語(サンスクリット語)で、その訳文もいろいろあります。ここでは、下記の4冊の訳文を参考にしながら、読み解いていきます。 参考書籍(番号①~④が書籍と訳文の対応を示します) ①やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ(向井田みお著) ②解説ヨーガ・スートラ(佐保田鶴治著) ③インテグラル・ヨ...
ヨーガスートラは、ヨガの世界でもっとも有名な経典であり、2000~2500年くらい前に、聖者パタンジャリによって書かれたと言われています。(ただし、いつ頃書かれたのか、本当にパタンジャリによって書かれたのかなど、本当のところはよく分からない) ヨーガスートラは、全4章195節のスートラ(詩のような短い文章)からなります...
自分を知ること、自分の本質に目覚めていくこと。それがヨガ。究極的には、自分と神が一体であること(梵我一如)を理解して、その意識に目覚めていく。そのようなことを、単なる知的な理解ではなく、心と体を通じた全身の感覚として知覚した状態(サマディ)が、ヨガの目指すところです。 そこまで求めてヨガをしている人は、あまりいないかも...
ヨガのポイントは、意識の使い方。ここでは、そのことを繰り返し説明してきていますが、それは日常から乖離した特殊な修行ではありません。たとえば「受け入れる意識」は、日常の生活の中でも、とても役に立つものなのです。 2020年は新型コロナの影響で新しい生活様式が求められ、テレワークなど、オンラインでの活動が一気に増えました。...
無意識・無自覚で過ごしていても、日常の行いの大半は、心身が自動運転モードで処理してくれます。それは心も体も同じ。日々の習慣、癖、思考パターン、マインドセットなどは、みんな同じことを表しています。心や体が、それまでの人生で身に付けたパターンを自動的に繰り返している。それが私たちの日常なのです。 心の働きを「意識に上ってい...
前話では、意識的にマインドセットに向き合うことについて説明しました。マインドセットは心のあり方を表す言葉ですが、意識的に関わっていきたいという点においては、心も体もまったく同じです。心でも体でも、自分の持っている反応パターンに気づき、必要に応じて、それを更新していく。それが意識的に生きるということです。 心も体も、いろ...
ヨガは心の科学と言われることがあります。現代のヨガは、美容健康体操のようになっていますが、もともとは心(マインド)を如何に制御するかが、ヨガの一大テーマです。 マインドは、コンピュータのソフトウェアのようなもの。あらかじめ組み込まれた処理を自動的に行っています。「何かを考えている」というのは、その場の状況に応じて、これ...
前話で説明したように、ボディやマインドは、コンピュータのハードウェアとソフトウェアのようなもので、あらかじめ組み込まれた処理を行うようにできています。実際のところ、日常生活の大半は、その場その場に応じてボディ&マインドが勝手に反応して対処してくれているのです。 それはつまり、私たちは日常生活の大半を、無意識の反応に任せ...